Windows Vista 搭載のメーカー製PCが発表されたそうで

いよいよ今月末に一般販売が開始されるWindows Vistaですが、Vista搭載のメーカー製PCが発表されたそうで、WBSでも特集をやっていました。

Vistaと言えば『Aero』だろうとスペックに注目しつつ見ていたのですが、どうやらメーカー製品は現在のハイスペックでも重いとされるAeroについては重視せず（というか、ユーザ－の着目点をずらす作戦？）、国内では前回のXP Media Center Editionではさして注目されなかったMCE機能を用いたAV機能とか、現行機でもアダプターを付ける程度で可能なHDMIでのTVをモニター替わりとした接続を売りにするみたいですね。

確かにただでさえVista発売でのPCの売り上げアップが疑問視されている中で、
「Vistaの全部の機能を使えるPCは50万円です」
なんて言ったら誰も買い換えないだろうから、現行と同価格で良く見せようという努力は理解出来るのですけどね。

今回の報道で気になった所は、現行のTVでもハイスペックなものにしか搭載されていないHDMI端子と接続するのを大した説明もせずに
「リビングのTVにケーブル１本で繋げます」
などと接続が簡単な点だけ言って煽るのは、そういった技術に疎いユーザーが買ってから困る事にならないかという点です。

MCEが入った所で現状で出来るのはTVが見れるとか録画出来ると言った今のPCでも普通に出来る事がグラフィカルになっただけなのですが…視聴者はうまく騙されてくれるのかどうか甚だ疑問です。