他社ISPのWinnyとの通信も遮断、ぷららがWinnyの完全規制を決定 [気になったこと]
他社ISPのWinnyとの通信も遮断、ぷららがWinnyの完全規制を決定
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/03/16/11279.html
トラフィック量に関してはISPのサービス継続という点では憂慮すべき事だと思いますが、特定通信の遮断となると通信内容の検閲となり、インフラの提供者としてはどうなのでしょう。
そもそも回線速度を売りにしていながら、その帯域全てを使ってはいけないというのはおかしな話です。
本来はその速度でのサービスを行った上でバックボーンが足りないようならば、設備増強が必要、設備増強が出来ないならばそのサービスは行うべきでは無いと思います。
記事によると、
「Antinnyなどのウイルスに感染したPCからWinnyを介した個人情報や機密情報の流出が相次いでいる。こうした社会問題を憂慮すべき事態と捉え、ユーザーが安心して利用できるネットワーク環境を提供することが通信事業者としての責務だ」
情報漏洩は個人のセキュリティ意識の低さと、情報を取得しようと意図するウイルス製作者によるものであって、ファイル交換ソフトそのものの責任ではありません。
マスコミ等の情報操作によって悪とされただけです。
そういったものを規制の格好の理由としてあげ、適切な設備増強を行わないのが通信事業者なのでしょうか。
ぷららでは「インターネット全体ではWinnyのノードは増えているようだが、Winnyのトラフィック制限以降、ぷららのユーザーではWinnyの使用は減っているようだ」とコメントしている。
使用が減っているのではなく、見限って他所に移っているだけでしょう。
いっそ「ぷらら」さんはHTTPサービスもユーザーの安全の為に止めたらどうですかね。
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