DMZ 装甲騎兵ボトムズ DX1/18スコープドッグ [HOBBY]
タカラトミーから発売されました『DMZ 装甲騎兵ボトムズ DX1/18スコープドッグ』です。
「DMZ」とは「デュアルモデル・ツヴァイ」の略称で、放送当時に発売されましたタカラの玩具である「デュアルモデル」シリーズ(…とは言ってもダブラムとボトムズしか出ませんでしたが…)の新展開という意味合いです。
パッケージはこちらです。
何かプラモデルの箱みたいですが、渋くまとまっていて「ボトムズ」の世界観を良くあらわしていると思います。
マジックテープで止められた前面パッケージを開くとこのように商品が見せてディスプレイ出来るような設計になっています。
しかし、こちら…。
左側がブリスター式になっていまして、一旦開封してしまうと、もとに戻せません。
最近はこういうパッケージが多くて、「遊びたい」し「大切に保存したい」という人にとっては辛い所です。
わたしの持っているスコープドッグの玩具を並べてみました。
左から『アクティックギア』、『デュアルモデル』、『DMZ』で、何れもタカラ(現タカラトミー)製。
一番右の一際大きいのがYAMATO製のものです。
一応新旧のデュアルモデルの所だけアップにしました。
昔はコレでも凄いと思ったんですよね。
やまと製(左)とDMZ。
やまと製はいかにも玩具的な仕上がりですが、大き過ぎて安定感に掛けたり、装甲が外せるギミックが仇となってパーツがポロポロ外れてしまったりして今ひとつ遊べません。
DMZは一部外れやすいパーツはあるのですが、関節もカッチリ決まり、余計なギミックも少ない事から遊びやすいです。
ただDMZの売りの一つのウェザリング塗装ですが、遊ぶ分にはリアルで良いのですが、逆に考えると汚く感じてしまうのが難点です。
両製品とも可動フィギュアが搭乗出来るので並べてみました。
右のYAMATO版は可動フィギュアで人気の浅井氏の製作によるものなので、さすがに格好良いです。
一方のDMZ版はベースがミクロマンなので可動っぷりは良いのですが、如何せんフィギュアとしての出来は今ひとつ。
特に顔はYAMATO版の男前っぷりとは比べ物になりません。
スコープドッグ自体の可動範囲はとても広いです。
2重関節では無いのでさすがに正座とかは無理ですが、自然に座る事も可能です。
また負荷がかかる関節にはギアが仕込んである為、様々なポーズで固定する事が出来ます。
これが無くては話にならない「降着姿勢」です。
関節がしっかりしているので綺麗に決まります。
ちなみに関節はこんな感じです。
固定用のプラ部品が若干目立ちますが、デザインは良いと思います。
こちらがコクピットです。
アニメ調に綺麗に塗り分けされています。
キリコが搭乗し易いようにコンソール部分は前に倒れるギミックと、コンソールスティックも可動します。
もちろんキリコが搭乗したままハッチ閉鎖も可能です。
当然アームパンチもバネで発射可能です。
YAMATO製の薬莢排出口の固定具を抜くタイプと違い、目立たないように付けられた肘関節にあるスイッチで発射出来るので遊びやすいです。
ただ、こちら、勢いにまかせて発射してしまうと、後述する指が外れてしまいますので、指の仕様は改善して欲しいですね。
ローラーダッシュ用のローラーも付いていますがここにも工夫がありました。
この様に、ローラーが引っ込むようになっていて、立たせた時に干渉しないようになっています。
また、紹介はしていませんが、ターンピックも可動します。
問題の指です。
こちらが標準の握り手です。
こちらは手の甲はそのまま使い、指の部分だけゴム製の指を挿し替えします。
ちなみに銃もこちらはライフルですが、パーツ差し替えで『ショートバレル』にも変更出来ます。
こちらが銃を持った指です。
きちんと銃を持っていて格好良いですね。
こちらが開いた形です。
まぁ、こちらは滅多に使わないでしょうが…。
で、問題点はこの差し替えの指にありまして、アームパンチを発射すると、その勢いで指が外れてしまうのですね。
殆ど全部付け替えているのですから、これは全部差し替えても良かったのでは~?って思います。
背中ですが、YAMATO製同様、今回はバックパックが付属しておらず、接続用のフックがあります。
やはり後から武器セットとかを出すつもりなのでしょうか。
確かに様々な武装はしてい所ですがYAMATOのような細々したリリースで大金を使わせるのはやめてほしいなぁ。
一応1/18という事で、うちにある同スケールのミニカーと並べてみました。
こうするとスコープドッグのサイズ感が判り易いですね。
YAMATO製品と比べ、手ごろなサイズでリアル感もあり、遊び応えもある良い玩具だと思います。
これで箱さえ良ければ満点だったのですけど…惜しいなぁ。
はじめまして、並んだスコープドックが圧巻です。
開封してしまうと元に戻らない仕様なんですか・・・
いろいろと参考になりました。
開脚してる姿がなんかかわいいですね(^^)
by cyclone (2006-03-25 21:51)
■シュガーさん
はじめましてー。
パッケージは元に戻らないですが、箱には余裕があるので、袋にでも入れて一緒に入れておくといいかもしれませんね。
開脚は、最初は閉じていたのですが、開いた方がわかりやすいかなーと思ったら可愛くなっちゃいましたw
購入出来たら良いですね。
by migiri (2006-03-26 13:40)
はじめまして桜茶畑と
ゆーものです
タカラトミーに近い
すじの人から聞いたの
ですけれども
DMZ‐05スコープドッグ
ターボカスタムが降着ポーズを
とれないのは
仕様なのだそーです
つまり降着ポーズが
とれると思って買った
客がバカをみる製品
だったらしいです
(-.-;)
by 桜茶畑 (2008-01-09 12:50)
桜茶畑さん
はじめまして、書き込みありがとうございます。
ターボカスタムですが、ジェットローラーダッシュのブースター展開機構がある為にノーマルのスコープドッグとは形式は違いますが、降着ポーズは取れるようになっていますよ。
ターボカスタムの詳しい設定までは覚えていませんので「設定とここが違う」と言われても困ってしまいますが…。
後ろ腿のフタを開けるという抜け道はどうかと思いますが、そのおかげで本来のスコープドッグの降着姿勢である立て膝での降着も再現出来ますし、降着姿勢で安定するので個人的には通常版より良く感じられていますよ。
by migiri (2008-01-10 00:17)